GR-H610FV
GR-H610FV (マジック大容量シリーズ)
GR-H560FV
東芝 冷蔵庫 2014年秋発売モデル
- 設置スペースを最大限に生かすことをコンセプトに開発された。
GR-H610FV,GR-H560FVともに幅685mm。
幅685mmでの大容量は今のところ三菱と東芝から発売されている、10年前の同横サイズだと480L程度だった。
- 設置スペース同じで大容量にできた理由
- 冷蔵庫の壁を薄くした。
真空断熱材の多用、背面(冷蔵野菜室部分)はウレタンレス。
真空断熱材の断熱性能は、ウレタン断熱材のおよそ15倍。
東芝以外の冷蔵庫がウレタンレスにできない理由は、冷却器が1つのシングル冷却を採用しているため。
東芝のツイン冷却方式は、冷蔵部分と冷凍部分に各々の冷却器が別々に設置されているため、冷蔵室に送り込まれる冷気が冷蔵室用に最適化されている冷気である。
そのため温度が必要以上に低くなく、ウレタンレスにしても結露しない。このような理由から背面の壁(冷蔵室野菜室部分)のウレタンレスが可能となった。
- 冷蔵庫の壁を薄くした。
- デザイン
- コンセプトは家電からの脱皮~キッチンのインテリアのトレンドを考慮している。
- 前面はフレームレスで、すっきり。面材は耐衝撃ガラス。
- 昨今の家電業界のトレンドとなっている操作ボタンレス(全面すっきり)。
手が7cmに近づくと明かりがつく(20秒間点いている)
服の上からでも感知する(日立は感知しない)。 - 野菜室・・真ん中野菜室は従来通り。
野菜室にドレッシングが立てて入れられる。
最近の生活シーンでは家族の好みの多様化で、ドレッシングの瓶などが多いのに対応したとか・・。
ペットボトルは6本の収納力。
重いペットボトルだが、真ん中に配置されているため負担が少ない。
野菜室が下段だと、ペットボトルなどの重いものを取り出す場合、かなりの負担がかかる。
冷蔵室野菜室部分の背面ウレタンレス構造により、従来に比べ奥行きがある。 - 扉・・タッチオープン方式採用。
手が汚れていたり両手で鍋を持っていたりでも、肘とかで触れることで簡単にドアが開けられる。
服の上からでも反応するのはうれしい。
シリンダー式(東芝特許)採用で、メリットはすぐに開くこと。
同様なタッチオープンでも、日立はモーター式で、開くのに少し時間かかる。
扉にLED照明を内蔵している、前から照らすので明るく見やすい。
扉を開けた時の左右のでっぱりが7mmと少ない、前の機種は19mmあった。
左右に壁がある場所に設置に場合に有効。
- レイアウト・・冷蔵庫内全ての棚板間に350mlの缶が立てられる